往診で超音波検査が可能になりました
往診でも超音波検査が受けられます

当院では、往診診療にポータブル超音波診断装置を導入しました。
これまでの往診では、問診・身体検査・聴診・触診・血液検査などを組み合わせて診療を行ってきました。
今回超音波検査を導入したことで、これまで以上に身体の中の状態を画像で確認しながら診察することができるようになりました。
超音波検査は、動物への負担が比較的少なく、リアルタイムで臓器の状態を確認できる検査です。
そして何より、動物病院へ移動することなく、いつものご自宅で検査を受けられることが、往診で行う超音波検査の大きなメリットです。
「元気だから大丈夫」とは限りません
ワンちゃんや猫ちゃんは、病気があっても初期には目立った症状が出ないことがあります。
また血液検査が正常であっても、身体の中に病変が隠れていることがあります。
だからこそ、
「症状が出てから検査する」のではなく、
「症状がないうちに確認しておく」
ということも、健康管理の一つだと考えています。
実際にこんなケースがありました
先日、特に目立った症状のないワンちゃんに超音波検査を行いました。
食欲や元気に大きな問題はなく、血液検査でも特に異常は認められていませんでした。
ところが、超音波検査でお腹の中を確認したところ、脾臓に腫瘍性病変が見つかりました。
症状が出ていない段階で身体の中の変化を確認することができたことで、今後の精密検査や治療について、
早い段階から考えるきっかけとなりました。
血液検査だけではわからないこともあります。
もちろん、超音波検査で全ての病気を発見できるわけではありませんが、身体の中の変化を早い段階で見つけるための大切な検査の一つです。
いつもの場所だから、リラックスして検査を

超音波検査というと、
「病院の診察台の上で緊張して受ける検査」
というイメージがあるかもしれません。
でも往診であれば、その子が普段過ごしているご自宅で検査を行うことができます。
高齢の子や、病院が苦手な子、足腰が弱く移動が負担になる子にとって、慣れた環境で診察や検査を受けられることは大きなメリットです。
こんな子におすすめです
・シニア期に入ったワンちゃん、猫ちゃん
年齢とともに増えてくる身体の変化を定期的に確認したい子に。
・血液検査だけではなく、身体の中も確認したい
健康診断をもう一歩詳しく行いたい場合に。
・慢性疾患のある子
病気の状態を定期的に確認したい場合に。
・通院が負担になる子
高齢の子、足腰が弱い子、病院が苦手な子など。
・特に症状はないけど、健康状態をかくにんしておきたい
「元気だけど、もうシニアだから一度見ておきたい」
そんな場合にもご相談ください。
往診だからこそできること
超音波診断装置を持ってご自宅へ伺うことで
診察→必要に応じて超音波検査→結果のご説明
までを、いつもの生活環境の中で行うことができます。
検査結果だけを見るのではなく
・年齢
・体質
・食事
・生活環境
・これまでの病歴
・現在の症状や身体の状態
などを総合的に考え、その子に合った診療をご提案します。
当院では、一般診療に加えて、東洋医学の考え方も取り入れた総合的な診療を大切にしています。
症状がない今だからこそ、できることがあります。
大切な家族ができるだけ長く元気に過ごせるように。
いつもの場所で、その子の身体の状態を一緒に確認していきましょう。
