症状がない足の負担も考えようー前十字靭帯靭帯断裂ー

左後肢の前十字靭帯断裂と診断された柴犬ちゃん。
手術を控えているけど、他の足への負担が心配ということで
往診を希望されました。

疾患のある足だけでなく他の足への影響を考えられるなんて
とても素晴しいことだと思います。

犬は四つ足の動物なので、
一つの足に痛みや違和感があるときは
他の足が庇って歩くので、健常肢の負担になりますし、
姿勢の崩れに繋がります。
なので、そうなる前に早めにケアすることがとても大事です！

この柴犬ちゃんは元々両側膝蓋骨脱臼があり、また今回左後肢の前十字靭帯が断裂してしまったので、右後肢や両前肢、肩周りに強いコリやハリがありました。

またこの子はとても浮腫が強く、
お顔から足先までぶよぶよと浮腫んでいました😢
この浮腫があると、関節の負担にもなりますし
東洋医学でいう「水滞」「水毒」という状態で、
様々な症状を引き起こすことがあるので、
何とかこの浮腫を取りたいところ。
この浮腫のケアについては次回お話ししたいと思います。

整体の施術後はコリやハリが緩和され
楽そうにしていた柴犬ちゃん。
これから手術を行う予定で、
手術後のケアがとても大事ですので
しっかりと完治できるようにサポートしていきたいと思います☺️