椎間板ヘルニアの原因??
こんばんは!
毎日毎日寒いですねー。
沖縄出身で寒がりな私としては本当辛い季節です。。。
早く暖かくなってほしいです!
最近、勤務している病院では関節疾患や脊椎疾患が増えてきています。
「急に立てなくなった」「ふらつくようになった」などの症状が見られ、
他院で腰椎や頸椎の椎間板ヘルニアと診断された子もいます。
ヘルニアを起こす子に多い体質は「瘀血」体質です。
「瘀血」とは血液がドロドロでスムーズに流れにくくなっている状態のことです。
瘀血の原因はいろいろありますが、ワンちゃんの場合はむくみ(水滞)や
気の滞り(気滞)が原因となっていることが多いです。
そしてこの様なタイプの子は太っていて、血液検査では肝臓や腎臓の数値が上がっていたり、
コレステロールや中性脂肪の数値も高い子が多い印象です。
また体のいろいろなところにイボやシミがある子も多いですね。
ヘルニアだからといって、消炎剤等で炎症を抑えたり、手術をしたとしても、
体質が変わらなければまた別のところがなる可能性があります。
また体質以外にも姿勢が悪いことで、腰や頸に負担がかかり
ヘルニアを起こしている場合もあります。
うちでは鍼治療を行うのですが、むくみがある子は治療中に透明な鼻水がでたり
気滞で体がパツパツだった子はおならが出ることもあります。
鍼治療後はとても楽になるようで、顔が穏やかになったり
治療中や治療後に爆睡する子も多いです。
ヘルニアと診断されたとき、何が原因で起きてしまったのか
その原因をしっかり見極め、対処することがとても大事だと思います。
お薬で症状を抑えるだけでなく、二度と繰り返さないように
食事改善や漢方、整体で根本から治していきましょう!