愛犬のサインに気付いてますか
13歳のウエスティーちゃん。
最近腰が曲がってきたのと、低い段差を躊躇したり
つまづいたりすることが多くなったとのことで来院されました。
Before
お尻が下がっており、後肢がしっかり使われていないため
前もも、肩甲骨周囲、前肢の筋肉にコリが強くありました。
After
しっかり筋肉を揉みほぐすことで、腰椎のハリが改善され
腰の曲がりも良くなりました。
また肩関節や股関節の可動域も広がったため、歩幅も大きくなりました。
普段診察をしていると、この子のような姿勢のワンちゃんはとても多いです。
シニアのワンちゃんでは特に。
この状態を放っておくと、負担がかかる脊椎のヘルニアの原因にもなりますし
前重心が強いと心臓や気管への負担も心配です。
後肢がしっかり使えていなくても、
前肢が体重を支えて動くうちは歩くことができますが
前肢にずっと負担をかけ続けていていよいよ動けなくなると、
寝たきりになる可能性があります🥲
このウエスティーちゃんの飼い主さんは、体が動きづらくなったサインを見逃さず
何とかしてあげたいと連れてきてもらえて、本当に良かったと思います。
私の整体では、お家でできるマッサージ法もしっかりお伝えします。
なぜなら、1度の施術で症状や姿勢が改善されたとしても
毎日少しでもマッサージを続けないと、すぐ前の姿勢に戻ってしまうからです💦
ウエスティーちゃんの飼い主さんにも毎日マッサージを続けてもらっていて、
今では以前のように段差も登れるし、つまづくこともなくなったそうです✨
歩けなくなる前に、筋肉が衰える前に
ちゃんと我が子のサインに気付いて、できるだけのサポートをしてあげたいですね😊